当サイトは、トルコ8日間の旅の記録を写真をメインにして綴った旅行記です。
トルコに興味のある方、トルコに行こうと思っている方は参考にしてみてください。
写真を見て「トルコに行ってみたくなった!」と思っていただければ幸いですo(^^)o
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Photo By CANON EOS KISS DIGITAL X + CANON IXY DIGITAL 900IS



 

これからフェリーでダーダネルス海峡を渡ります。トルコは、世界で唯一、アジアとヨーロッパをまたがる国で、ヨーロッパ側がトルコ国土の3%、アジア側がトルコ国土の97%を占めています。同じ国なのに、アジア側とヨーロッパ側に分けられているのも面白いですね。

ダーダネルス海峡はヨーロッパ側の半島とアジア側の都市チャナッカレ間を結ぶ海峡のことです。このフェリーは、現地の人々も定期船として利用していて、その大半は高校生が占めていました。

フェリーはさほど大きくはありません。観光船というよりも、むしろ現地の人々の交通機関として利用されている感じの船でした。

いよいよフェリーが出発。雲はどんより。あぁ、晴れてくれないかな。雲っていると写真を撮る気力も半減します。しかも、フェリーの上はものすごい強風!!外に出ていられないほど寒さでしたが、シャッターチャンスを逃すわけにはいかないのでずっと船の上で我慢していました(笑)。

遠くには、船が見えています。この海は、マルマラ海。マルマラ海よりダーダネルス海峡を隔てて南側はエーゲ海にあたります。また、明日行く予定のポスポラス海峡より北側は黒海になります。トルコは2つの大陸にまたがり、3つの海(黒海・地中海・エーゲ海)に囲まれています。トルコがエキゾチックな雰囲気を漂わせているのは、このようにいくつかの文明が混ざり合い、まさに文明の十字路としての役割を果たしているからでしょう。

外は寒いので、多くの人は船内に入って暖まっていましたが、現地のトルコ人高校生たちは船外で元気に飛び回っていました。若いなぁと思いました。いや、待てよ、こういう天気の悪い時こそ、海なんてとっている場合じゃない!と思った僕は、高校生の群れに飛び込んでいって少しでも現地の人々と触れ合おうと思いました。まずは、挨拶代わりにパシャリ♪基本的にみんな元気だったけど、真ん中の女の子が特に元気がよくてかわいかったです(*゚ー゚*)ポッ 船の中から通っている高校が見えていたのでその場所を指差しで教えてくれました。チャナッカレにある高校に通っているそうです。

ベンチの真向かいに座っていた高校生もパシャリ♪左の男の子は、日本のサッカー選手、稲本潤一のことをよく知っていました。そうそう、稲本はトルコの名門クラブ、ガラタサライに所属しているんですよね。街中を歩いていると「イナモト!イナモト!」と話し掛けられる事が少なくありませんでした。この男の子はわざわざバッグを持ってきてくれて、「ガラタサライのバッグまで持ってるんだぜ~」と英語で言ってました(笑)。また、日本語の数字を「1」から「20」まで「いち、にぃ、さん、しぃ…」と読み上げてくれました。

真ん中の女の子もとても元気な子で、いろいろ英語で聞いてくるので聴きとって英語で返すのが大変でした(^^;)。こうやって通学に船を利用して通う学生生活にちょっと憧れます。

せっかくなのでたまたま近くを通りかかった添乗員さんに写真を撮ってもらいました。でも、写真ボケてるし…。この添乗員さん、毎回思っていたんだけど写真撮るの下手くそなんだよなー。添乗員は写真を撮ってもらうように頼まれる事は日常茶飯事なんだから、写真の撮り方ぐらい練習するべきだと思うんだけどなぁ。それが例え一眼レフであろうとも…。ただ撮ればいいってもんじゃないと思います。

フェリーがもうすぐ対岸に到着します。「I have to go to the bus」と告げ、名残り惜しくもこの場を去ります。もっと一緒にいたかったなぁ。最後にみんなの笑顔をもらっておきました☆ みんな楽しい思い出をありがとう~♪

 

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