当サイトは、トルコ8日間の旅の記録を写真をメインにして綴った旅行記です。
トルコに興味のある方、トルコに行こうと思っている方は参考にしてみてください。
写真を見て「トルコに行ってみたくなった!」と思っていただければ幸いですo(^^)o
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Photo By CANON EOS KISS DIGITAL X + CANON IXY DIGITAL 900IS



 

現地時間17時30分。トルコ航空内に機上します。

現地時間18時。アタチュルク空港を出発。楽しかったトルコとはさよならです。

空港を出発してから1時間40分後、トルコのヘーゼルナッツがでてきました。懐かしい…。トルコに来る時も機内でヘーゼルナッツを食べました。今度は袋が日本語で書かれています。

その20分後に夜食がでてきました。CAさんはフィッシュかパスタか聞いておきながら、後からパスタしかないと言われて仕方なくパスタに(笑)。もう眠くて眠くてあまり食べた記憶がありません。トルコ航空の特徴なのか、機内に乗ってから食事がでてくるのが遅いんですよねー。で、食事が来るころには眠くなってしまいます。食事を食べた後は、6~7時間熟睡します。飛行機の中でこんなに熟睡できたのは初めてです。

ちょうど中国と韓国の境目上空を飛んでいる頃、機内の最後尾に行って窓から外を覗いてみるととても綺麗な景色が広がっていました。

地球ってすごいなぁ。

離陸1時間ぐらい前になってようやく朝食がでてきます。相変わらず食事を出してくるのが遅いです。

日本時間、午後12時30分頃。成田空港に到着しました。写真は、10時間乗ってきたトルコ航空機です。帰りの飛行機は、大阪辺りから日本に入り、富士山のある静岡あたりを通過し、成田空港に至るルートを通ってきました。

「おかえりなさい」の文字。帰ってきたくなかったけど、帰ってきちゃったよ(笑)。

空港の外に到着。何人かの外国人を見かけました。「日本は素晴らしかった!」と思って彼らが自国に帰ることを願いつつ、自分の家に帰ります。

帰る車の中で撮ったトルコ旅行記、最後の1枚。電線の多さに辟易すると同時にこれが日本であり、日常なんだと再認識。いつか日本にも電線がなくなるときがくるのかな。エクスカリバー(聖剣)とかで一気に電線を切ってみたいです(笑)。

最後に簡単に今回のトルコ旅行をまとめてみたいと思います。

トルコは、行く前はそれほど期待はしておらず予習もほとんどしていきませんでしたが、実際に行ってみたらとても素晴らしい国でした。単純に比較する事はできませんが、前回行ったギリシャよりも楽しかったと感じました。これは決してトルコのほうが遺跡が壮大だったとか、建築物が凄かったとかそういうものでもありません。

遺跡に関して言えばギリシャの方が壮大だったし、規模は違いますがギリシャのメテオラだってトルコのカッパドキアと匹敵するぐらい素晴らしいものでした。しかし、旅が本当に楽しくなるのは壮大な遺跡や大いなる遺産を見に行くからではなくて、その国の現地の人々や文化と触れ合ってこそ本当の楽しみを見出せるのだと感じました。

特にトルコは、親日の国。日本人観光客に対していつも笑顔をふりまいてくれる、猫のように人懐っこいトルコ人に僕はとても感動しました。もし自分が日本にいてトルコ人観光客を見つけたら、彼らに対して笑顔をふりまいたり、積極的に話し掛けたりすることがあるだろうかと考えたら絶対にありえないことだなと思いました。トルコ人はそのありえないことを普通のことのように友達感覚で接してきてくれます。観光客の立場からすればこれほど嬉しい事はありません。「トルコの方が楽しかった」、そう感じたのはトルコ人と会話をしたり、接したりする機会がギリシャよりも多かったからだと思います。

そして、旅をより一層楽しいものにしてくれたのは言うまでもなく一眼レフです。当初は、一眼レフで壮大な景色を撮る事しか考えずに出かけていったのですが、いつしか途中からトルコの人々を撮ることの方に楽しみが方向転換していきました。一眼レフを持っていると何故か人に話し掛けられる回数が多くなり、その度に彼らを写真に撮ってみたくなります。そして、彼らと一緒に写真が撮れると友達になれたような錯覚に陥ります。心が通じ合えた感覚になるのです。

一眼レフは自分からはなにもしゃべりませんが、一眼レフというパートナーを味方にするとなにかとても心強い気持ちになり、カメラを通じて積極的にコミュニケーションをしたいと思うようになります。挨拶代わりの1枚、この1枚の写真が初めて会う、言葉も通じない異国の人々との心の距離をぐっと縮めてくれるのです。場がとても和やかになり、一眼レフが一種のコミュニケーションの手段となってくれました。一瞬の笑顔を逃さないキスデジX、このカメラを買って本当に良かったと思います。

今回の旅で出会ったトルコの人々は、9000km 以上離れた異国の地で今も笑顔で楽しく過ごしている事でしょう。二度と会う事がないかもしれない彼らが遥か遠くの場所で生きているんだなと思うと、普段は考えることもない「一期一会」の大切さを知るのです。同じ時代に生まれ、そしてトルコに行かなければ出会う事がなかったかもしれない人たちと偶然にして過ごした一瞬を僕は決して忘れないでしょう。そして、その一瞬をしっかりと記憶してくれた一眼レフに「ありがとう」といいたいです。

最後に、これからトルコに行ってみたいと思ったあなた方に僕ができるアドバイスとして、本当にトルコを楽しみたいならパッケージツアーは止めたほうがいいと思います。トルコはとても広いので、パッケージツアーはトルコの上辺だけをなぞることになりかねません。トルコで何が見たいのか、トルコで何がしたいのか、そのためにどこへ行く必要があるのか、限られた日数の中で綿密な旅行計画を立てる必要があると思います。

特にツアーで1番痛いのは、現地の人と仲良くなってもその場で別れなければならないことです。「僕はここで楽しむからみんなは先に行ってて」、なんて融通は利きません(笑)。僕は計画を立てるのが面倒な性格なのでツアーを利用しましたが、今考えると一人旅のほうがずっと楽しい旅がおくれたんじゃないかと微妙に後悔しています。自分がトルコでしたいこととじっくりと照らし合わせながらツアーにするのか、個人旅行にするのか選択するようにすると良いでしょう。まぁ、本当に自分勝手でわがままな旅をしたいのなら自然と一人旅になってしまうんですけどね。

これからトルコに旅行しようと思っている方、思う存分楽しんできてください♪トルコは絶対に後悔しないと思いますよっ!

僕のトルコ旅行記はこれで本当に終わりを迎えますが、いつかまたトルコに行く機会があれば今度は東トルコに行ってみたいですっ!その時、このホームページはまた動き始めるでしょう…。それでは…

 

最後まで読んで下さった方々、本当にどうもありがとうございましたっ!


 

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