当サイトは、トルコ8日間の旅の記録を写真をメインにして綴った旅行記です。
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Photo By CANON EOS KISS DIGITAL X + CANON IXY DIGITAL 900IS



 

カッパドキアのエセンテペからバスで10分ほど行った場所にあるギョレメ野外博物館に到着。カッパドキアでは、4世紀頃から多くのキリスト教徒たちが共同生活を営み、ギョレメはその中心地となっていました。イスラム教徒の迫害を逃れた信者たちが9世紀頃から次々と岩窟教会や修道院などを造りはじめ、現在では、約30の教会が集まるギョレメの谷を博物館として保存・公開しています。

ギョレメ野外博物館のチケットです。

以下の写真は、ギョレメ野外博物館の入り口です。右側の白い木には、「Goreme Open Air Museum」のプレートが貼り付けられています。

岩窟の穴があちらこちらに見えます。昔の人たちはすごいところに住んでいたんですね。

小さな入り口を抜けてまず最初に入った教会がリンゴの教会(エルマル・キルセ)です。教会は、4本の柱が丸い天井を支えており、赤い十字架と壁を縁取る幾何学模様から11世紀中頃から12世紀初頭のものだと推測されています。教会内には、たくさんのフレスコ画が描かれています。これらのフレスコ画はギリシャで見たフレスコ画とよく似ていて、カッパドキア様式ともいわれる芸術性の高いものです。

十字架にかけられているキリストのフレスコ画です。

壁の天井一面に、キリストの誕生から東方三賢者の参詣、洗礼、最後の晩餐までキリストの一生が描かれています。

薄暗い教会内でフラッシュを炊かずとも綺麗に撮れてしまうのも一眼レフの魅力。何人かフラッシュを炊いている人もいましたが、フラッシュの光は絵画の劣化を早めるとも聞くしやめた方がいいと思います。

う~ん、それにしても素晴らしいフレスコ画です。芸術には無関心な僕でもなんとなく凄さが伝わってきます。

リンゴの教会を出て2~3分ほど歩くと、今度はバルバラ教会が見えてきます。建造は11世紀頃で、内部は十字型に広がり、2本の円柱、アーチ型の天井、ドームなどで構成されています。中はとても狭いです。

写真中央のやや左下にある十字架は、偶像が禁止されていた時代にキリストの象徴として描かれたものです。十字架の隣に描かれているのはサタンです。

教会の外にでて、写真撮影タイム。外はすっかりどんより雲になってしまいました。雲の流れが速いので、数十分間隔で日が照ったり陰ったりします。

少し高いところから眺めたギョレメ野外博物館の景色です。

今度は、バジル教会に入ります。教会内では「馬に乗って大蛇と戦う聖ジョージと聖デメトリウス」のフレスコ画を見ることができます。因みに、バジルとは4世紀にカイセリに生まれ、後に修道派を設立した神学者の名前だと言われています。

ギョレメ野外博物館の出口です。ちょうど出口に差し掛かった頃に雨がパラパラと降ってきましたので、急いでバスの中に入ります。次は昼食タイムで洞窟レストランへと向かいます。

 

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