当サイトは、トルコ8日間の旅の記録を写真をメインにして綴った旅行記です。
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Photo By CANON EOS KISS DIGITAL X + CANON IXY DIGITAL 900IS



 

トロイ遺跡に到着しました。トロイ遺跡といえば、神話でも有名なトロイの木馬。ギリシャといえばパルテノン神殿、トルコといえばトロイの木馬。それぐらい知名度の高い遺跡だと思います。カッパドキアも有名ですが、その名前を知っている人は日本人ではそう多くありません。因みに、コンピューターウィルスにもトロイの木馬という名前のウィルスがありますね。また、ブラッド・ピット主演の映画に「トロイ」という映画もありました。

トロイ遺跡は、ドイツのシュリーマンによって発掘されましたが、彼は発掘時に他の年代の遺跡を傷つけてしまったそうです。以下は、トロイ遺跡の入場券です。

入り口から入ると最初に見えてくるのが、トロイの木馬。しかし、見ての通りの修復工事中です。トロイ遺跡のメインがこれではちょっとガックシですね。修復工事中で内部には入れない事は予め知っていたのですが、まさかここまで大々的に工事しているとは思いませんでした。このトロイの木馬は、伝説上の木馬の複製で、1975年に造られたものです。ギリシャ神話に登場するイカダ山の松の木で造られています。

ここからは、つまらないトロイ遺跡内を案内します(笑)。できるならこのページを端折ってしまいそうなぐらい面白くなかったのですが、それでは先が続かないので一応、紹介して行きます(^^;)。トロイ遺跡が面白くない理由は、遺跡自体の保存状態が良いとは言えず、どれがどの建物なのか見分けがつかないようなものが多かったからです。なにも知らない人が見たらただの瓦礫にしか見えないかもしれません。まずは、トロイ遺跡の理解のためにも入り口付近にある復元図を見ておきましょう。これを最初に見ておかないと、本当に何がなんだかわからなくなります(笑)。

これが町の防衛線ともいえる堅固な城塞です。奥のほうに見えているのが東の塔と城壁(第6市)です。トロイ最盛期の遺構のひとつです。

ここがアテナ神殿です。と、いわれてもこの景色からはなにがなんだかさっぱりわかりませんけどね(^^;)。ギリシャからの移民が住民の多数を占め、町の規模が1番広がった頃のものです。ヒサルルック丘陵の北東部に造られました。

これは…なんでしょう(笑)。ここで止ってガイドさんが説明していたので、何か意味があるものなのでしょうが、こんな赤レンガだけではさっぱりわかりません。

ここがメガロン式住居跡(第1市)です。と、いわましてもねー。廃墟そのなんですが(笑)。

ここにもやはり猫ちゃんがいました。とても懐っこい猫で、歩いている先をトコトコとずっとついてきました。

ランプ(第2市)です。南西門から外への出入りに使われた、大きな大理石の敷石で舗装された坂道です。高度な土木技術が発達していた事を示しているそうです。

聖域(第9市)です。儀式に使われた場所で、井戸は生贄の血を貯めるためのものと、流すためのものの2つがあります。

オデオン(第9市)です。トロイ遺跡の中でも1番保存状態の良いもので、ローマ支配時代に造られた小劇場です。大劇場もありましたが、今では完全に崩壊してしまい、痕跡を留めていません。

一周して再びトロイの木馬の前に戻ってきました。どの角度からみても修復工事中。かなしい…。

トロイの木馬の前には、綺麗なお花が咲いていました。最初は梅かな?と思いましたが、どうやらアンズ(杏)の木らしいです。ほんのりピンクがかって、梅のような桜のような感じのお花でした。花言葉はいろいろあって、「遠慮」「気後れ」「乙女のはにかみ」「誘惑」などです。

残念ながら時間がなくてゆっくりと撮っている暇はなかったのですが、とても綺麗なお花が見れてよかったです。

トロイ遺跡の出口には、カリン様のような猫ちゃんが座っていました。

バイバイ、カリン様~。今日の観光はこれで終わり。これから今日の宿泊ホテルへと向かいます。ホテルの側にあるエーゲ海沖では綺麗な夕日を見ることができました。

 

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