当サイトは、トルコ8日間の旅の記録を写真をメインにして綴った旅行記です。
トルコに興味のある方、トルコに行こうと思っている方は参考にしてみてください。
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Photo By CANON EOS KISS DIGITAL X + CANON IXY DIGITAL 900IS



 

大きな室内に入り、四隅を囲うように人が座ります。中央に絨毯屋の店員さんがいて、絨毯の良し悪しの見分け方を説明してくれます。説明に入る前に、一人一人にチャイ(トルコ風紅茶)が出されます。絨毯屋で出されるチャイはトルコの習慣で、買うか否かに関わらず、飲んでも構わないようになっています。素晴らしい習慣ですね♪

中央にいるおじさんが、流暢な日本語で絨毯を1枚1枚説明してくれます。1番右にある赤い絨毯は、絨毯とは呼ばず、レベル的には絨毯よりもランクの低い「カーペット」にあたるそうです。その理由は単純で、模様がシンプルだからです。トルコ絨毯は、模様が複雑になればなるほど価値が高くなります。1枚の絨毯を織るのに3年もかかるものもあるぐらいで、人件費の分だけ絨毯は高くなります。価格にして数万円のものから100万円を超えるものもあります。

右側が1番安い絨毯。左側に行けば行くほど高い絨毯になっていきます。1番右側の青い絨毯と1番左側の絨毯を見比べればその精細さは雲泥の差ですね。

そして最後に見せてくれたのは絨毯ではありません。絨毯とは別格の絨毯ということで「お絨毯様」と言うそうです(笑)。確か、シルク100%と言っていました。シルクなので、反対側にひっくり返せば色が変わることをアピールしていました。

一通り説明が終わると、絨毯を床に敷いて靴下で絨毯の上に乗ることができました。

綺麗な絨毯がたくさん…。

100%シルクであることを見せるために、4人がかりで絨毯をひっくり返して見せてくれます。

ひっくり返すとホントに色が変わりました。得意満面気味の従業員の顔が面白い(^^;)

おっちゃんは、「絨毯は大きさで値段が決まるわけじゃなく、小さくても繊細で複雑な図柄ならそちらの方が値段が高く価値も高い」と力説していました。

おっちゃんもシルクの絨毯をくるくる回して遊んでいました(笑)。その手さばきはなかなかのものでした。

チャイも飲み終わったところで、いよいよ買い物タイム。店員さんはみんな日本語を話せるので、一人一人丁寧に説明してくれていました。でも、ここの店員さん、とてもしつこそうでした。きっとノルマがあるんだろうなぁと思いながらその光景を眺めていました。何人かの人たちは絨毯を購入していたようです。僕のところに誰も店員が寄り付いてこなかったのは、写真ばかり撮っていてこいつは買わなそうだなと思われたのかな(笑)。

暇なので、絨毯屋さんの中を適当に撮影。とにかく絨毯だけはたくさん置いてあります。

地方によっては、トルコの女性は子供の頃から絨毯を織り始め、嫁入り道具として絨毯を持参するらしいです。なので、一家に一台、織り機がおいてあるそうな。因みに、トルコ人は日本人と同じように靴を脱いで家にあがります。

絨毯屋さんの外に出てみると、相変わらずの曇り。晴れてくれないかなぁ。トルコ絨毯屋さんの次は、旋舞祈祷メブラーナ教で有名なコンヤへと向かいます。コンヤヘはバスで220km ほどあるので、その前に休憩所のスルタン・レストランへ寄ります。

 

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